神戸大学大学院国際協力研究科桜井愛子研究室

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#プロフィール

桜井愛子（さくらいあいこ）

神戸大学大学院国際協力研究科後期博士課程修了博士（学術）
コロンビア大学大学院 School of International and Public Affairs (SIPA) 修了（M.P.A.）
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修了（法学修士）
経団連事務局、世界銀行本部、開発コンサルタント、
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン等を経て、
2012年度よりアカデミアへ。

現在、
神戸大学大学院国際協力研究科教授
東北大学災害科学国際研究所教授（クロスアポイント）
東洋英和女学院大学大学院国際協力研究科客員教授
文部科学省、学校安全の推進に関する有識者会議　委員
石巻市学校防災推進会議　委員
特定非営利活動法人シーズアジア　理事
セーブ・ザ・チルドレン　アドバイザー（子ども防災）

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#研究テーマ

学校防災・防災教育
国際教育開発・国際防災協力

博士論文は、学校運営改善の観点から中東イエメンの女子教育推進を扱いました。東日本大震災を契機に、被災地宮城県石巻市をフィールドに「学校が自然災害から子どもたちの命をいかに守れるか」をテーマに、教員向け防災研修や学校での防災教育プログラムの開発と評価、学校と地域連携モデルの開発等、学校防災拡充に向けた実践研究を進めています。さらにインドネシア、フィリピン、ブータン、トルコ等世界の「学校」を対象に、「包括的学校安全枠組」の観点から「災害に強い学校づくり」に関する研究を手がけています。フィールド調査や実践を踏まえた実証研究を行うとともに、政治学、社会学、経済学等の社会科学をベースに現地での実践が国や地域の政策、国際枠組とどのように関連づけられるか検討しています。

#学生さんへのメッセージ

「地に足をつけて地球を考える」がこの研究室のモットーです。

アカデミアに入るまでは、経団連、世界銀行、開発コンサルティング、国際NGO等で国際協力分野での実務経験を長く積んできました。そのため、教育・研究活動を通じてどのように社会をより良くすることができるかを常に考えています。私の研究室では、SDGsに示されるように地球環境、人間社会、経済活動との関係について、歴史を踏まえながら重層的・構造的に捉えていく力を養っていきます。世界の「学校」を対象に、質的分析を行い、学校と地域、NGOとの連携、災害後の教育復興、学校と地域の連携、学校防災、防災教育、女子教育、災害リスクコミュニケーション等に関心のある学生さんを歓迎します。